キャンプデビューの話
我が家がキャンプデビューしたのは2015年8月8日。記事を書くために振り返ってみましたが、8年も経過していることにびっくり!
公園で遊んだり、たまにBBQをしたりする程度でがっつりアウトドアな趣味とは無縁だった我が家。
きっかけは仕事帰りに寄った本屋さん。
GO OUTという雑誌、ご存じの方も多いと思います。本屋さんによって陳列される場所がファッションであったりアウトドアであったりまちまちかと。よく行く本屋さんではファッションのコーナーに置いていてくれたお陰で、偶然表紙が目に入りなんとなく手に取りパラパラとページをめくることに。
そこで受けた印象。
「キャンプってこんなにオシャレなのかー!」(衝撃!!!)
という感じ。
思わず買って帰り、妻に見せる。
妻「いいね、キャンプ」
お互いファッションやインテリアなどオシャレな物・事が好きな我々。キャンプのオシャレな世界観に魅了されデビューを決意したのでした。
8年前って、既にキャンプブームではあったけどコロナの影響でキャンパーが急増した現代よりは全然前です。情報量も今と比べると全然乏しくて自分から情報収集する動きが必要でした。
今はinstagramの台頭もあって、情報がどんどん入ってくる良い時代。
デビューの時点でベテラン顔負けのクオリティのキャンパーさんが多くて、いつどこにキャンプにいっても新鮮な刺激がたくさんあってありがたい限り。
そんな我が家のデビューの写真、いわゆる「映え」とは無縁な世界観ですが。
予算は抑えて、でも周りとあまり被らずオシャレなやつ。わがままな条件で探し回ってみつけたのが
ノースイーグルのティピーテント。現在は廃盤なのかHPを見ても見当たりませんが。
当時は今ほどアイテムの選択肢が多くない中、このテントのコスパはずば抜けていたと記憶しています。
他のアイテムはBBQ用に持っていた
コールマンのロードトリップグリル(旧モデル)
その他は家にあった鍋などをかき集めました。寝袋は知人からレンタルして臨みました。
8月8日、夏のキャンプでしたが選んだキャンプ場が新平ヶ原公園キャンプ場というところで比較的涼しかったです。川遊びも堪能し、夜はお待ちかねの焚火タイム。
長男が焼きマシュマロの味を覚えたのもこの日。
その後、寝るために火を消してびっくり。
見事な星空が広がっていました。これでキャンプの虜になり現在に至ります。
キャンプスタイルは好みの世界観や家族構成などで人それぞれですが、これからキャンプデビューを考えている方へお伝えしておきたいことは以下の通りです。
・いきなり全てのアイテムは揃えず、家にあるものも活用する(どういうアイテムが自分に向いているか経験するうちに見えてくる。無駄な買い物にしないために。)
・テントは事前に設営練習をしておく(当日バタバタして嫌な思い出にならないために)
・夏場は標高の高いところがおすすめ(比較的涼しく過ごせます)
・ただし夜間の冷え込みに注意。長袖や軽い羽織り物は必須
・雨よりも風が大敵と心得る(風はテント倒壊、抜けたペグが暴れる、焚火が燃え移る等危険がいっぱい)
キャンプスタイルに正解はありません。マナーを守ったうえで自由に自然を満喫するのがキャンプの醍醐味。我が家もいろいろなスタイルでアウトドアを楽しみ続けます。