vancamp is my jam vol.4 day1

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VAN LIFE

生活に必要な最低限のものを車に積み込み、その車を拠点に自由に生活するスタイル。
ラルフローレンの元デザイナーであるフォスターハンティントンが提唱した生き方です。
日本ではコロナの影響でテレワークがメインになった人やノマドワーカーが増えてはいますがまだまだ少数。法的な規制もあって、日本で完全にVAN LIFEを実践するには制約が多いのかな、と感じます。

対して「好きを隠さず自由に生きる」、というVAN LIFEの本質をしっかり捉えつつ日本でも多くの人が実践しやすく解釈した外遊びのスタイルにVAN CAMPがあります。

思い付きで出発できる気軽さが〇


「自然の中でクルマに宿泊する」ことを主体としたキャンプ。そこでサイトの顔となる車はオーナーそれぞれの個性が光り、本場のバンライファーにも引けを取らないお洒落な雰囲気むんむん!(お洒落である必要はないんだけれども)

そんなVAN CAMPを提唱し、様々なイベントを打ち出してシーンを牽引している集団が、

VANCAMP JAPANです。

代表の潤平さん(@shonan_vanlife)とはインスタでもともと交流があり、私が売りに出していたカスタムプロボックスを買い取ってくださった方でもあります。遠方から新幹線で山口県まで来て自走で帰るという旅程だったので短い時間でしたが一緒に遊んでいただきました。

ようこそ山口へ。お気に入りの地へご案内。

そんな潤平さんが開催するイベントの一つ
VANCAMP IS MY JAM(通称バンジャム)の第4回が従来の関東圏から少し西にずれて岐阜県開催との情報が!


しかもその日程が、GWの5月4~5日。基本的に連休のない職場なのですが偶然このタイミングで連休がある部署に異動となりました。こんなチャンスを逃す手はない、と思いすぐに妻にお願いしてこの長距離遠征が実現したのでした。

片道550kmの旅。開催前日の3日の夕方に出発。会場近くのSAで仮眠して当日朝にチェックインという段取り。
高速乗ってからスーパーにスマホを忘れてくるという失態。いったん戻って再出発。
先が思いやられるというか、我が家らしいというか。

SAっていいですよね

そうして迎えた4日の朝、会場へ。入場ゲートではバンジャムファミリーの皆さんが慌ただしく来場者を誘導していました。
これまでインスタでしか拝見したことがなかったバンライファー達が目の前に。芸能人に会うよりもテンションが上がりました。
「待ってたよー」「おつかれさまー」という温かい言葉が運転で疲れた体に沁みます。

バンジャムファミリーお手製のパネルの前で記念撮影

その後サイトに案内され設営。といっても、小物を出すだけ。テントの設営がないバンキャンプのお手軽さたるや。
子供たちの「まだぁ?」「はやく遊ぼ~」「あっち行こうやぁ」といった催促攻撃がないのは本当に助かる。

徐々に賑やかに
さくっと設営。お気に入りのマグを出せばもう完成

そういえば、触れてませんでしたがバンジャムのコンセプトは

「バンキャンパーたちの生態展示」
キャンプインスタレーションとして公開し、一般のお客様にもバンキャンパーたちのリアルな行動の一部始終を「のぞき」に来ていただくことで成立する、というもの。
さらに今回のバンジャムでは敷地内にあるドーム型施設 ”ウッディードーム上石津” に約60店のブース&キッチンカーが大集結。
雑貨、アパレル、ワークショップ、アウトドアギア、車輛、鍼灸(!)などなど。

初日はウッディードームをぐるり1周し素敵な帽子をゲット。


そして数あるワークショップから子供たちが選んだのは「革恐竜®︎の先生」のレザーサウルスワークショップ。


予めカットされて”開き”になっている恐竜を
濡らす→形をクセづける→乾かす→染色
という工程を経て自分だけのストラップやキーホルダーを作るというもの。
実際に自分の手で触れることで革の感触や特性、染料と顔料の違い等を経験を通じて学べた様子。
先生の指導で、親が手出しすることもなく末っ子までもが上手に作れちゃいました。

真剣そのもの
宝物、完成

その後はお隣サイトのご家族と敷地内の公園へ。初めましての子供たちは一瞬で仲良しに。我々パパ同士はもちろん、お互い人見知りな奥様同士もすぐに仲良くなってくれて良かった。

遊びに夢中になっているうちに気づけば16時過ぎ。ここからがキャンプの忙しいところ。風呂と夕食を済ませるうちにあっという間に夜になっちゃう。
会場に一番近い温泉へ行き、スーパーで買い出ししてから戻ると、メインイベントの一つである「対VAN」が終わる直前。
(「対VAN」とはバンライフやバンキャンプをはじめとした、場所や時間に縛られない
自由なライフスタイルや、そのカルチャーについて語るトークセッションのこと。この日の様子はyoutubeにupされる予定)
途中を全く見れてないけれど、最後に司会の皆さんから潤平さんへのサプライズがあって運営皆さんのお互いの思いやりを感じて勝手に感動していました。

トークセッション!

その後は各自、思い思いに夜を楽しむ時間。至る所で焚火が始まります。
一人でまったりと時間を過ごす人。日中の疲れですぐ寝ちゃってる人。顔馴染みのグループで賑やかに乾杯していたり、そこに初めましての方が加わってみたり。
我が家はどう過ごそうかな、と思っていたら近くの焚火しているグループの方から弾き語りの歌声が。
思わず椅子だけ持って勝手に輪に加わってみました。お姉さんが子供たちにタンバリンやジャンベ(コンガ?)を渡してくれて自由に叩くように促す。リズムがずれてても「上手上手」と褒めてくれて子供たちも満足気。


しばしその空間を楽しんで一旦我が家のハイエースへ戻ったのに、気付けば長男がいない。


「居た」

一人でまた弾き語りの輪に戻っていました。
人見知りで、外では口数も多くない消極的な長男。まさかの行動に驚きました。
実はこの出来事、個人的にこの旅での一番の収穫だったと感じています。
普段、家ではあまり褒めてやることもなく、目につくことはギャーギャー責め立ててしまっていたことを反省。そりゃぁストレスも溜まるし自信も持てなくなるよね。
何でもないことでも挑戦したら「いいね!」 これだけで自己肯定感あがるよね、いろんなことに挑戦してみようって思えてくるよね。簡単なことなんだけどなぁ。昔は出来ていたのになぁ。
子供との接し方、教育方針を見直そうと誓い眠りにつきました。

つづく




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